2018/03/05 第57回卒業証書授与式を挙行いたしました

3月3日(土)午前10時より本校体育館にて、「第57回石見智翠館高等学校卒業証書授与式」を挙行いたしました。盛大かつ厳粛な雰囲気の式典を執り行ない、卒業生202名(男子119名、女子83名)を送ることができました。

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竹迫校長は式辞において「皆さんの夢や目標は達成されたのでしょうか。進学や就職、結果はいかがでしたでしょうか。また、多くの生徒さんが体育系・文化系それぞれの部活動において、頂点を目指して日々猛練習に取り組んでこられました。達成感・成就感は得られたのでしょうか。辛く苦しい思いをし、悔し涙を流されたこともあったでしょう。まだ受験の結果を待っている人、これから国公立後期試験に挑む人、心中穏やかでない人もおられますが、大半の生徒さんは希望される進路も決定し、新たな夢と目標の実現に心躍らせておられることと存じます。この3学期の年頭の挨拶で申し上げました、若くして中国に渡られ、釈迦の教えを学ばれ修業され、帰国後、大本山永平寺を建立された曹洞宗の開祖であられる道元禅師の禅語の一つ、『百尺竿頭進一歩』。道元禅師は修業僧に対して、悟りを得て目的を達成したとしても、それで終わりではなく、まだまだ修業を続けていかなければならない。百尺の竿の頂点に達しても、そこから更に一歩、前に進みなさい。という教えを生涯に亘って導かれました。道元禅師のこの禅語を再度紹介し、皆さんの長い生涯、一歩一歩、より充実された人生となります事をご祈念申し上げます。」と激励しました。

岡田理事長は、「挨拶さえまともにできないのかという声をよく聞きます。そのような中にあって3年間挨拶を習慣のように実践された皆さんはそれだけをもってしても素晴らしい人材としてあたたかく迎えられ、評価されることだと思います。どうかいつまでも智翠館の心である明るい挨拶は忘れないでいただきたいと思います。平昌オリンピックでの羽生結弦選手の二連覇は大変な感動を与えてくれました。その羽生選手が自分の勝利を振り返って次のような言葉を残しています。『人生は壁にぶつかることもありますが、自分自身の努力で乗り越えることができる。』つまり、大会の3か月前に練習もできない大けがをし、それを懸命な努力で克服し、見事な勝利を手にしたことを指しているのです。皆さんもこの言葉を何度も耳にしたと思いますが、羽生選手のような粘り強い人生を歩んでいただきたいと思います。」と言葉を贈られました。

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中野伸一朗さんの卒業生答辞では、吹奏楽での全国大会出場の目標は叶いませんでしたが、それと同等の学びを得て、胸を張って語れる夢を見つけたことが在校生達に伝えられました。「近年SNSの急速な発達により、我々世代の主体性というものが薄れているのではないでしょうか。だからこそ、独自の夢を堂々と語り、なおかつ様々な人、ものへの感謝の気持ちを忘れず、当たり前を当たり前と感じない各々がそんな主体性のある人間になりたいものです。私には夢があります。それは私の声をテレビ、ラジオを通じて全国の人に届けるということです。この夢を実現すべく大学に進学を果たしました。しかし、それは決して当たり前のことではありません。夢を叶えたくてもその夢を諦めざるを得ない仲間も数多いのです。人は当たり前を当たり前と感じてしまいがちです。先生方、家族、仲間のお蔭で数多くのことを学べたこと、そして夢の実現に一歩近づけたこと、ひとこと『ありがとう』と伝えるだけで当たり前になっていた幸せを思い出すことができるのです。」そして「全校生徒の皆様、私はさぞかし頼りない生徒会長だったことでしょう。学校行事の成功は皆様あってのものです。本当にありがとう。先生方、来賓の皆様多くの事を教えていただき、本当にありがとうございました。そして、お父さん、お母さん、私を石見智翠館高校に進学させてくれて本当にありがとう。今、こうして堂々と語っている夢を実現することこそ本当の親孝行と私は考えています。夢実現のその日まで、どうか見守っていてください。」と、お世話になったすべての方々への感謝の言葉が述べられました。

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(この記事の投稿者: 石見智翠館高等学校)

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