本日10月8日、令和3年度第41回島根県私学教育研修会が8年振りに本校で開催されました。

 

「新しい時代に向けた特色ある私学のあり方」を研究テーマに掲げた今回の研修会では、埼玉県栄東高等学校の田中淳子校長先生を基調講演の講師としてお招きし、「時代の要請に応える私立学校を目指して~公立至上主義の埼玉の中で」と題して貴重なお話をお聞かせ下さいました。

 

栄東高等学校では、生徒が未来のありたい姿をイメージし、どんな世の中になっても対応できる新時代に必要な力を身に付けることができる教育をモットーに、アクティブ・ラーニングと呼ばれる取り組みを継続していらっしゃいます。


学びの場は教室での授業だけにとどまらず、海外・校外での幅広い活動や、部活動・クラブなど個人の得意とする領域で一人一人が自らの力を積極的に試しています。


生徒たちが未来の自分を想像して20年後の履歴書を作成したり、各分野で活躍する卒業生たちによる具体的な進路ガイダンスが行われたりと、楽しみながら将来を夢見ることが出来るカリキュラムが用意されています。


毎年、東京大学・慶應義塾大学をはじめとする難関大学への合格者も数多く輩出し、文武両道を両立するだけでなく、生徒たちが自ら考え、笑顔で日々の学校生活を送っている様子が講演の中で映像なども織り交ぜながら紹介されました。

 

午後からは、公開授業として本校の智翠館特別コースの生徒による「文理を超えた探求発表」が行われ、1日を通して充実した教育研修会となりました。

第41回島根県私学教育研修会が本校で開催されました