2013/01/23 同窓会入会式と記念講演会が開催されました

本校同窓会「四心会(よんしんかい)」は、1月23日(水)午後1時35分より、3月3日に卒業を迎える3年生を集めて、同窓会入会式を行いました。本年度の新会員は140名です。

同窓会会員になる3年生を前にして浅野宏明同窓会会長は、「本会はこの学校の卒業生どうしの親睦と活躍する在校生への支援を目的としています。皆さんの入会を心から歓迎いたします。四心会の新しい力になって下さい」と歓迎の言葉をのべられました。

入会式の後に、本校卒業生による入会記念講演会が開かれました。今年は昨年3月に卒業した山本青空(やまもと あおぞら 株式会社山陰合同銀行浜田東出張所勤務)さんに講師を勤めていただき、『石見智翠館高校からもらったもの』という演題で在校生時代を振り返り、この春卒業を迎える3年生にお祝いとエールを送っていただきました。

山本さんは、高校卒業して昨年4月から働き始めて経験したこと、学んだことを3年生の皆さんにお話ししたいと思います、と語り始められました。

卒業してすぐに働くということに最初は強い不安を感じていたが、智翠館高校で学んだこと経験したことが、進路先で役立つことばかりだった。仕事をするうえで高校時代に得たものが自分の武器になっていると今は実感している。高校時代は吹奏楽部に所属していたが、勉強や部活動で苦しいことや大変なこともたくさんあった。その分学んだこともたくさんあり、今となってはいい思い出になっている。

私は勤務を始めた当初、小さなミスでも、すぐに落ち込んでしまい、気持ちを切り替えることができなく、引きずってしまうことが多かった。職場の先輩が「誰しもミスをしようとしてミスをするのではない。なぜミスをしてしまったのかよく考えてことができれば、結果は良い方向に行く。」とアドバイスを受けた。皆さんも大学や就職先でうまく行かずに落ち込むことがあると思う。しかし、失敗を恐れずに積極的に色々なことにチャレンジする気持ちを持ってもらいたい。周囲には皆さんが頑張っているという姿勢を気づいてくれる人、頑張りを認めてくれる人が必ずいます。

私は現在の銀行の仕事に喜びを感じている。お客様から「ありがとうございました」という感謝の言葉をいただいたとき、頑張って良かった、もっともっとお客様の役に立とうという気持ちになる。仕事にやり甲斐を見つけたことで、私は生き生きと仕事ができて、自分のためではなくお客様のために、また自分を支えてくれ人たちのために頑張ろうと思うことができている。勤務当初は戸惑うことも多く、何のために、誰のために働いているかと自信を失いかけた時期があり、「銀行の仕事に向いていないのではないか」と逃げ出したくなる日もありました。そんな自分を支えてもらったのは家族、友人、職場の皆さんです。そして智翠館時代3年間、苦しいことやつらいことを乗り越えて頑張ってきた自分の体験が、今の自分を支えてくれたと思う。

高校時代吹奏楽部に所属していたが、部活動の中で苦しいこと大変なことは数え切れないほどあった。高校時代に嫌なことから逃げ出していたら、今の仕事にやり甲斐と見いだすことはできなかったと思う。また部活動で学んだ人間力、精神力そして多くの経験が今、役に立っていると実感している。高校時代、感銘を受けた詩人ゲーテの言葉に「行き先を知らずして、遠くまで行るものではない。」というものがある。皆さんも卒業後に色々な壁にぶつかることもあると思いますが、目標さえしっかり持っていれば自分の目指していると場所に必ずたどり着けると思います。

私は石見智翠館校を卒業したということを本当に誇りに思っている。この学校で厳しく私をご指導いただいた先生方と出会うことができ、大切な友人、仲間、後輩に出会うことができた。さらに他の高校では経験できないような充実した3年間の高校生活をおくることができた。3年生の皆さんにはぜひ、石見智翠館高校を卒業したことを誇りに思って欲しい。皆さんが今まで経験されたことは、一生の財産となるでしょう。

と門出を迎える3年生を前に、長時間にわたり貴重な講演をいただきました。本当にありがとうございました。

3年生は現在卒業考査中で、3月3日には晴れて卒業証書授与式を迎えることとなります。

 

(この記事の投稿者: )