本日4月10日(日)、本校体育館にて令和4年度入学式を挙行いたしました。

朝から青空が広がり、春らしい穏やかな天候に恵まれました。

保護者と教職員の拍手に迎えられ、今年度の新入生190名(智翠館特別コース21名・文理進学コース124名・スポーツコース45名)が入場しました。

竹迫校長は式辞において「今日からの高校生活3年間は、皆さんそれぞれの目標・夢への貴重な挑戦の期間であります。まずは、確かな学力、豊かな人間性、心と体の健康、体力の強化といった生きる力を育むことが大切と思われます。本校の校訓に謳われている【四つの心の教育】、低い心・温かい心・優しい心・正しい心を取り入れた本校における教育諸活動は生徒さんの頑張りと教職員の熱心な指導の下、着実に進化を遂げていると思います。去る三月の卒業生の進路に関して触れますと、国公立大学への進学者が21名、その中でも特筆されますのは4年ぶりに現役での東京大学合格です。また、私立大学においては早稲田大学5名を始め慶応大学、上智大学、東京理科大学他、多数の合格者を輩出いたしました。全国の精鋭たちと同じ土俵で勝負をするということは学力に加えて、気力・体力・忍耐力が無ければ太刀打ちできません。部活動においても、体育会系・文化系の各部がそれぞれの頂点を目指して日々努力を重ねています。今日の一日は戻ってきません。明日には過去となり、歳月が過ぎれば歴史として積み重ねられていきます。3年先の大願成就に向けて、一日一日を大切に過ごしていただきたいと思います。」と述べられました。

続いて岡田理事長の祝辞では、「本日こうして190名ものフレッシャーズを迎え入れることが出来大きな喜びで一杯であります。私たち教職員はこの感激をしっかりと心に受け止め、智翠館を選んでよかったと言われるように皆さんを全力で応援し、支えていくことを先ずもってお誓いいたします。幸いに智翠館には、自分の志・夢に向かって汗を流すための多くの場があります。そしてそれを情熱を持って熱心にサポートする先生たちがいます。さらに何より自信を持って言えることは、皆さんを大きく手を拡げて待っている同じ志を持つ多くの仲間たちが居るということです。石見智翠館高校は、開校110年を越えました。開校以来、創立者三上アイ先生の、人にとって大切な【四つの心】を中核に据え、その精神は脈々と引き継がれてきました。その象徴ともいうべき挨拶については、既に伝統としてしっかりと根付いています。つまりみなさんの学校での一日は先ず、元気で明るい挨拶から始まります。いよいよ今日から高校生活がスタートします。親元を離れ寮生活を送られる人をはじめ環境も生活も大きく変わります。未来を担う皆さんにとって、これからの3年間が実り多いものとなることを心から願っています。」と述べられました。

新入生の皆さん、これからの石見智翠館高校での日々が素晴らしいものになりますよう願っております。

ご入学おめでとうございます。

 

 

令和4年度入学式を挙行いたしました